不動産を簡単に共有名義にしてはいけません。

こんばんは
川崎区で不動産を営んでおります　株式会社アーベストです

本日は、曇り空で過ごしやすい一日でしたね。

不動産を共有名義にする際には、将来共有者全員が合意しないと
ご売却できない事を念頭に考えなければいけません。

ご購入時、親御様から資金援助や住宅ローンを組むのに
配偶者の収入を合算し連帯債務にしなければ住宅ローンが組めない等
共有名義にしないと『贈与税』がかかってしまうケースで
いやも得ない理由で共有名義なってしまう事もあります。

【共有】とは不動産など一つの『物』を2人以上が共同で保有することです。
共有している不動産は、自分だけでは処分できないという事です。

一つの土地建物を各自が所有権を保持して共同所有するのが【共有】で
各自が保持する所有権のことを「持ち分（共有持分）」といい
当事者が多くなれば多くなるほど不動産の処分は難しくなります。

それでは、『共有する不動産を処分する方法』と致しまして
1：売却
上記の通り、ご売却は全員が合意しないとできません。
また、売ることには全員合意でも、金額で納得しない人が出てきたり
誰かが病気などで行為能力に問題が発生したり
万一誰かが死亡した際には、その合意が死亡された配偶者及び子供にまでひろがってしまい
問題はさらに複雑になるケースもあります。

2：代償分割
特に不動産の遺産相続でよく用いられる方法で
相続の手続きで、名義を一名にし、他の共有者が共有した場合に
相当する現金を渡す方法です。
ここで注意点と致しましては、土地の代わり（代償）に受け取る金額などは、
税理士等に相談して税金が発生しないように代償分割する不動産評価以上の
代金をもらわないようにすることが重要です。

3：持分の売却
自分の持分だけ売却する方法です。
しかし、購入者も自分だけのものにならない
不動産の持分だけを購入する一般の方はあまりいないので
不動産会社が買い取ってくれるケースがほとんどです。

どのケースも容易の事ではございませんので
一番はよく話し合って、WINWINの関係を保つことです。

是非、ご参考にしてみてください。

当社は、川崎区に特化した会社です。
川崎区塩浜に実家があり、四谷小学校・南大師中学校を卒業
自宅は川崎区日ノ出町に、事務所が東門前にございます。

24時間365日連絡が取れる体制にしておりますのでお気軽にお声をお掛けください。

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