市道として所有地を売却後、市が所有権を移転せず、45年間課税されていた!?(川崎区不動産売却)
2024/07/06
こんばんは
本日は、大気が不安定で夕方からの雷雨には困りましたね!!
約45年前に、当時の愛媛県川之江市(現四国中央市)の
道路拡幅工事で、市道として同時売却した民有地の
一部の手続きに不備があり、四国中央市の男性に
売却したはずの固定資産税が課せられ
続けていたことが発覚したそうです。
その男性の証言では、男性の父親が1979年11月に
山林の一部だった15.57㎡について、当時の川之江市長と
土地の売買契約を交わし、道路の山側部分の工事は
のり面をコンクリート擁壁にすることとなり
工事完了後に川之江市が用地の面積を
測量して価格を算出して、売買契約を確定させる約束だったそうです。
工事は、1982年に完了しましたが、川之江市は
土地の所有権移転で続きを行わず
『今は予算がないので次年度で実施する』と
用地の測量や所有権移転登記を延期していたそうです。
そんな中、男性の父親が1987年12月に亡くなり
男性が土地所有者になったそうですが、
売却したはずの市道となった部分の工事前の面積で課税されていたので
市の建設課や税務課におかしいのではと訴えたところ
市の担当者は、「旧市時代の話で資料が残っておらず
工事が本当に行われたかどうかも疑問」と繰り返し
測量や課税額の修正を行わなかったそうです。
男性は、納得できなかったので2005年ごろから
固定資産税の支払いを拒否し
県内20の市町でつくる「愛媛地方税滞納整理機構」からの
納税の催告にも応じなかったため、2008年10月に
自家用車と電子オルガンを差押えられ
今年の4月には、納税催告署が届き、2019年度からの
5年間分として、延滞税含め計135万800円の請求があり
男性が支払いを拒むと、5月には普通預金口座の
現金32万円を差し押さえられたそうです。
そんな中、男性が先月に自宅の倉庫を整理していたところ
当時の工事図面や工事請負契約書等が見つかり
関係書類をみた市の建設部部長らは
「男性の言い分は事実だった」と初めて認めたそうです。
45年間にわたり、測量されず、工事前の面積で課税され続け、
言い分を認めず、現金や自家用車等も差押せられたという
本末転倒な事で、現地調査等行えばすぐに分かるものかと思いますが
お役所仕事とは思えない事件ですね!!
当社は、川崎区に特化した会社です。
川崎区塩浜に実家があり、四谷小学校・南大師中学校を卒業
自宅は川崎区日ノ出町に、事務所が東門前にございます。
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