地面師に騙されない!?ハイリスクな不動産取引の特徴とは、、、!?(川崎区不動産売却)
2024/08/11
こんばんは
本日も、汗ばむ蒸し暑い一日でしたね。
7月25日からNetflixで放映されている
今話題の「地面師たち」は、不動産取引詐欺を描いたドラマです。
地面師とは、土地の所有者に成りすまして
その土地の売却をもちかけ、買い手となった人から
売買代金をだまし取る詐欺師の事をいいいます。
もちろん一人では詐欺が行えないので
複数の人数で行う詐欺集団となります。
では、このような不動産取引詐欺に遭いそうな
ハイリスクな不動産取引の特徴とは。、、、!?
1:土地が更地または、空き家である。
本来の所有者が住んでいれば、通常地面師が
その所有者に成りすますことは難しくなります。
「更地」や「空き家」はハイリスク不動産取引の1つです。
2:物件の売却金額が高額(数億円規模)
複数人で行う地面師、詐欺なので逮捕されるリスクもあり、
また報酬額を取り分もありますので、高額物件でないと
割に合わないという事となります。
3:抵当権がついていない
抵当権がついている不動産は、その抵当権を引渡までに
または同日に抵当権を抹消しなくてはなりません。
その抵当権を抹消するには、債権者である銀行の口座に
代金を振り込まないといけなく、そこに至るまでに
銀行と売主の間で抵当権の抹消の為のやり取りが生じますので
こうなると地面師には到底厳しくなります。
4:売り急いでくる取引
取引が長くなれば成りすましを見抜かれる可能性があるので
可能な限り早く済ませたいというのが心情にあります。
契約と決済(お引渡し)を同日に行うのはハイリスクな不動産取引となります。
5:売主に謎なポジションの人がいる
地面師は売主に成りすましている行う詐欺です。
その成りすましの売主は、売主にどことなく似ている人を
探してきた「素人」に近いひとなので、そのサポートとして
資産管理人やコンサルティング会社の社員と偽って
取引の場に携わります。謎のポジションの人がいたら要注意です。
6:なかなか売主会えない
成りすましの売主ですので、何回も会わせるとボロが出る可能性があります。
リスクはなるべく回避するため、地面師の立場としては会わせたくない
そのため、会う予定の日に急に体調が悪くなった等言いなかなか会わせないのです。
7:本人確認書類や権利証の事前確認を嫌がる
本人確認書類はもちろん偽造したのですので
見破られるリスクを回避するため、決済当日に短い時間で確認させようとします。
8:権利証を紛失している
権利証を紛失していても、不動産取引は可能です。
司法書士が権利証に代わる本人確認情報を作成すれば
権利証等偽造しなくても、不動産取引は可能です。
出来るだけ偽造を見破られるリスクを回避する事を考えれば、
紛失した事にしておくのが無難かもしれません。
9:売主指定の司法書士
地面師のグループの中には司法書士を名乗る
輩もいてもおかしくありませんので、できるだけ買手側の
司法書士を立てる事が望ましいです。
上記9点がハイリスクな不動産取引の特徴です。
単体だけならそんなにリスクのあるものでは無いですが
この特徴がいくつか満たしていたら要注意です。
上記の事にならないよう不動産取引の間に
報酬額というお金がかかってしまいますが
我々のような不動産仲介会社及び司法書士を交え
不動産取引を行う事をお勧めいたします。
当社は、川崎区の不動産取引に特化した会社です。
川崎区塩浜に実家があり、四谷小学校・南大師中学校を卒業
自宅は川崎区日ノ出町に、事務所が東門前にございます。
24時間年中無休で連絡が取れる体制にしておりますので
お気軽にお声をお掛けください。