ネット銀行の変動金利は、メガバンクの変動金利とは指標が違うので、ご注意を!!(川崎区不動産売却)
2024/09/20
こんばんは
本日も、外出するだけで汗をかく
非常に暑い一日でしたね。
以前住宅ローンの変動金利は短期プライムレートが
指標となり連動している旨をブログにてお伝えいたしました。
今年の7月末に金融政策決定会合で、日銀は政策金利を
0.15%引き上げて0.25%にしました。
これを受け、まず三菱UFJ銀行が短期プライムレートを
この9月から政策金利の引き上げ幅と同じ0.15%上げ
1.625%(以前は1.475%)にすると発表があり
その後、三井住友銀行、みずほ銀行の大手銀行が
同様に短期プライムレートの引き上げを決め
それ以降は、地方銀行が続いて引き上げを発表致しました。
短期プライムレートは、金融機関が期間1年未満の最優遇貸出金利となり
政策金利が0.15%引き上げられれば同じ幅短期プライムレートも
引き上げられるので、金利動向がつかみやすいのですが
大手ネット銀行の住宅ローンの変動金利の基準となっている各行ごと違うのです。
各大手ネット銀行の住宅ローンの変動金利の基準は下記の通りです。
住信SBIネット銀行は、短期プライムレート
auじぶん銀行は、市場の金利情勢
PayPay銀行も、市場の金利情勢
ソニー銀行と楽天銀行は、TIBOR(東京銀行間取引金利)
上記のように、大手銀行や地方銀行等と同じ短期プライムレートを
基準にしているのは、住信SBIネット銀行だけで
ソニー銀行と楽天銀行の「TIBOR(タイボー)」とは
東京銀行間取引金利と、銀行同士で取引される期間1年以内の金利で
無担保コールレートとともに、代表的な短期金利を指標としている。
また、auじぶん銀行とPayPay銀行の「市場の金利情勢」とは
短期金利にあたるので、ソニー銀行・楽天銀行
auじぶん銀行・PayPay銀行は、実質的には短期金利の動向に
大きな影響を受ける事となります。
このように、短期プライムレートに連動して貸出金利が決まる
大手銀行や地方銀行等は違う、各ネット銀行の独自の判断であり
必ずしも政策金利の変更という事ではないそうです。
非常に低い金利で融資を促すネット銀行をご利用の際は
変動金利がどのように決まるのかをご理解していただいた中
判断が必要になりますね!!
当社は、川崎区の不動産取引に特化した会社です。
川崎区塩浜に実家があり、四谷小学校・南大師中学校を卒業
自宅は川崎区日ノ出町に、事務所が東門前にございます。
24時間年中無休で連絡が取れる体制にしておりますので
お気軽にお声をお掛けください。